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偏光用光学素子について
偏光した光は、それに影響を及ぼしている様々の物理パラメーターについての貴重な情報を一緒に含んでいます。磁場、化学反応、分子構造及び機械的応力などは全て、光の偏光状態に影響を与えます。このような偏光状態変化現象を利用している分野として、天体物理学、農産物生産、発電、分子生物学、等があります。
偏光状態は、通過波束の電場ベクトルの軌跡の形により、直線偏光、円偏光及び楕円偏光に分類されます。(白熱光のような)無偏光の光というのは、直線偏光、円偏光及び楕円偏光の全ての状態の光が重なったものです。レーザー光の場合のランダム偏光の光というのは、偏光面が互いに直交し、各々の偏光成分出力は時間的にランダムに変わる、2
つの直線偏光の平行ビームが重なりあったビームのことです。このビームは、ランダムとはいっても、時間ごとに見れば必ず直線偏光しています。
無偏光化ビームというのは、通常は、直線偏光ビームで、ビーム方向またはビーム断面内で時間的または空間的にビームの位相ずれ量を変化させてランダム化したビームのことを指します。ローカルに様々の位相ずれ量を持つビームは、ビーム全体で平均化して見ると、無偏光化されたビームと見なせます。通常は、直線偏光に規則性のある方法でかなりスムーズに位相ずれ量に変化をつけるランダム化の処方が取られます。
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